コンサルティングとSIerの違いを独断と偏見で語る

へびつか@転職活動中です。

コンサルティングSIerの違いを独断と偏見で語ります。

1、この記事を読むメリット

コンサルティングSIerの違いについて、わかります。

なんとなく世間のイメージだとコンサル=上流でかっこいい、SIer=下流でダサい 印象があるかと思いますが、その通りですw。社員もコンサル会社の人はかっこよく身なりがしっかりしていて、SIerの会社の人はモッサリしていて服もくたびれていることが経験上多いです。私は、SIerに多く所属していましたw。が、一旦かっこいい、ダサいのイメージは置いておいて、どのような仕事をしているのか、どのような役割分担になっているのかを整理します。

2、コンサルティングとは

コンサルティング会社とは、かっこいいスーツを着て、高級時計ときれいなカバンを持ち歩き、綺麗な資料を作成しカッコよくプレゼンをして、コンサルティングフィーwをいただくかっこいい職業です。で、資料はかっこよさ重視で実現可能性があるかどうかはよくわかりません。なんかいいことを言ってるんだけど、で なんだっけ?どうやるんだっけというのがわからなくなるという不思議現象を巻き起こします。不思議現象のプレゼンテーターとして君臨しているのでしょう。

 

・・・

 

なんのこっちゃ。これは主観が入りすぎてますな。確かに、私の経験上はこんな感じのコンサルが多かったように思えます。

 

Wikipedea先生によると、

 

コンサルティング (: consulting) とは、企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。または、その業務を行うこと。対応する日本語はない。社会的に、コンサルティング会社は、特定の事業に特化した事業会社とは区別され、コンサルティングファームと呼ばれる。

 

ja.wikipedia.org

 

とのことです。客観的に語らせても、かっこいい。

3、SIerとは

SIerとはシステムを作る人です(あっさり)。

コンサル会社ないし企業が構想したものを、現実にシステムとして作る人たちです。

なので、コンサル会社的なキラキラ感というよりは、よく言えば、実直・真面目な感じです。悪く言えば、地味です。詳細はこちらの記事で詳しーく語ってます。

sypython33.hatenablog.com

4、コンサルとSIerの役割分担

さて、本題です。コンサル=企業の構想・企画の支援、SIer=企業ないしコンサルが作成した構想・企画からシステム化をする人。の役割分担ですが、細かく見てみます。

ちなみに、コンサルと行っても、戦略・人事・ITなどさまざまな分野がありますが、ここではSIerとの比較なので、ITコンサル(一部戦略含む)をメインに語ります。

 

まず、企業は何かをしたい、例えば売上を上げるためにどうしたらいいのか、コスト削減をどのような手順で実現すればいいのか悩むことがあります。この悩みを聞いて、整理をしてあげてどのように解決すればいいのかを提案します。これがコンサルティングです。事業に関する悩みであるため、経営層や現場部門の割とトップ層へのアプローチとなることが多いです。このうち、経営層へのコンサルを行う場合、戦略コンサルティングとなります。ボスコンとかマッキンゼーとかが代表的な会社ですね。一方現場部門よりになると、ITや人事など少し具体的なテーマがでてきます。ここで活躍するのがITコンサルですね。アクセンチュアとかアビームとか本当に多くのコンサルティング会社がいます。

 

で、じゃあその解決をするためにどのようなシステムが欲しいかが決まったら、具体的にシステム化することになります。ここからは企業の情報システム部門システム開発に当たります。なので、情報システム部門がどのようなシステムが必要かの要件を決めて、そこに対して提案をするのがSIerとなります。

このような流れで情報の流れを見ると、早い段階つまり上流にいるのがコンサルになり、後工程にいるのがSIerになりますね。なので、SIerは請負型で御用聞きになりがちでダサさがでてしまい、何をすべきかがわからない状態の企業に相対するコンサルはアクティブに提案するので、主体的でアクティブでかっこよさが出るのだと思います。

 

職業を選ぶ時の参考にしてくださいな。ではでは。