副業・個人事業主・フリーランスの開業手順

副業を始める方、個人事業主フリーランスになる方の開業手順をまとめてみました。

この記事を読むと、開業手順がわかるようになります。

 

1 案件を獲得する

まずはお仕事を獲得します。

人伝でしたり、各種サイト(ランサーズ、クラウドワークス)から案件を探すこともできます。案件獲得にハードルを感じるようであれば、ウーバーイーツの配達員がおすすめです。面談とかアピールすることなく、簡単なWEB手続きで誰でもスタートできるかと思います。また、ブログアフィリエイトyoutube広告収入をえる方法もあります。原資が必要ですが、賃貸住宅を購入するなど不動産投資も案件といえると思います。サラリーマンですと給与所得がメインになるかと思いますが、それ以外の収入をえるためには何かしらアクションが必要です。不労所得をえるべきだ!のような意見もありますが、まずは得意なものや自身のやりたいことをやれればいいのかなと思います。

 

2 各種アカウントの作成

Googleアカウントをはじめアカウントを作成します。個人のプライベートとわけたかたちとする方が何かと便利なのと心理的にメリハリがつくので、手間ですが作成をしておいたほうがよいです。

Googleアカウント

 Gmailをはじめいろいろなツールを利用できます

・Yahooアカウント

 Yahoo メールを開設できます。後述する銀行口座開設の際にPayPay銀行を使う場合、本メールアドレスがあると便利です。

Microsoftアカウント

 Officeソフトを無料で利用することができます。ブラウザ上で動作するため、インストールなども不要です。ただし機能は若干少なめです(が、ほぼほぼ困らないかと思います)

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

SNSアカウント(YouTube,Twitter,facebook,instagram

・ホームページ(まずは無料ブログでいいかと)

 

3 銀行口座をつくる

銀行口座を開設します。こちらもできれば個人プライベート用と分けておいたほうがよいです。事業の収支が明確化するのと、税務署への確定申告などで個人用の収支とわけておくことで、事務的に非常に便利です。都市銀行地方銀行・信用金庫などありますが、融資を受けないことをまず前提とするとネット銀行がよいかと思います。銀行系は事前審査が大変です。またネット銀行に比べ手数料が割高です。その分、融資を受けることができたり、社会的な信用度が高いですが。おすすめは以下です。

・PayPay銀行

GMOあおぞら銀行

住信SBI銀行

どこも有名どころですね。GMOあおぞら銀行は開設までとてもスピードが早かったです。PayPay銀行はキャッシュレス決済のPayPayと連携できるようなので、便利そうです。PayPayで買い物をしPayPay銀行に連携させて支出を一元管理できますし、収入もPayPay銀行にいれることで収支を一気に管理することができていいかと思います。さらに確定申告の際の書類作成の際にも確定申告ソフトとの連携ができるので、おすすめです。

 

4 デビットカード、クレジットカードをつくる

ネット銀行に紐づけるデビットカード・クレジットカードを作りましょう。現金以外の決済ができ、またポイントがつくのでよいかと思います。ネット銀行がそれぞれ提携先のカード会社をサイト上で紹介していますので、そこで申し込めばよいかと思います。デビットカードは銀行口座の残高から直接即時決済するカードをいいます。クレジットカードと比べて使いすぎる心配がないのでよいかと思います。

 

5 税務署に書類を提出する

開業届と青色申告に関する書類を提出します。これらを提出することで、有利な税金払いを選ぶことができます。freee開業というサイトを使うと、この書類を簡単に作成することができます。書類を税務署に郵送すればOKです。

https://www.freee.co.jp/kaigyou/

 

青色申告とは、複式簿記にしたがって確定申告をした場合に有利な税制を受けることができる制度です。具体的には65万円ないし55万円を所得から控除することができます。つまり税金がこの金額分かからなくなるということです。お得ですよね。青色申告をしない場合、白色申告ということになり、10万円の控除のみです。数十万円の差がでるので、申告しておいたほうがいいと思います。複式簿記の確定申告ってなんだ、大変じゃないかと思うかもしれませんが、会計ソフトをつかえば簡単にできますのでご安心を。のちほど触れます。収入を得た場合、所得税を払う必要があり、サラリーマンの場合は会社が代わりに払っていますが、副業・個人事業主の場合、自分が払う必要があるんですね。

 

6 マイナンバーカードを取得する

マイナンバーカードを取得します。マイナンバーカードを取得すると、e-Taxが使えて確定申告がWEB上でできるようになり便利です。e-Taxがない場合、手書き書類を作成し税務署に提出したり、郵送したりします。手間ですよね。マイナンバーカードを取得すると、マイナポイントというポイントがもらえて買い物ができたります。PayPayポイントにできたりするので、いいかと思います。

 

7 確定申告のための会計ソフトを準備する

青色申告のための複式簿記会計をするための会計ソフトを用意します。自身で帳簿を作成することもできますが、簿記の知識がいるので大変です。

弥生会計

・マネーフォワード

・freee

が有名です。

私はfreeeの見た目が好きでfreeeにしました。

この会計ソフトとネット銀行のインターネットバンキングを連携させることで収支をいちいちソフトに入力しなくとも、自動で帳簿を作成することができます。また確定申告に必要な書類も出力できるので、とても楽になるかと思います。いくつかプランがありますが、月額数千円で年間2、3万円程度の費用なので費用対効果を考えると容易してもいいと思います。なお、本費用は経費となりますね。

 

以上です。世間は副業ブームですが、楽しんでいきましょう。