2020年は激動の年になった。もともと東京オリンピックが予定されていて、5Gが本格化して と大きなイベントが控えていて、変化の年だと思っていた。
新型コロナウィルスにより、変化でなく激動の時代となった。
新型コロナウィルスの犠牲者は日本だと現時点だと200名弱程度だ。亡くなった方々、遺族の方にはお悔やみを申し上げる。が、肺炎では年間10万人亡くなり、インフルエンザは3000名ほど亡くなるそうだ、自殺者は2万人程度。これと比べると低い数字なので、個人的には社会的なインパクトとして、マスコミが騒ぐほどなのか、と思ってしまう。「新型」というのがポイントで未知な部分がかなりあるので、実態以上の恐怖を抱き、広告収入を狙うマスコミが騒ぎ立てて、世論を動かしてしまったのが、実際なんじゃないか。陰謀論もネットでは出ているし,根拠はないが個人的には、あらぬ力が働いたんじゃないかと勘ぐっている。年間死者が2万人超えくらいになるとさすがにインパクトがありそうだが、数千で騒ぎ立てるほどなのか。専門家でないからよくわからない。が、インフォデミックの面がかなり強いだろう。
陰謀論云々はおいておく。新型コロナウィルスによって、社会には大きなインパクトを与えた
・学校が休校になった。2カ月程度
・保育園が休園になった。1カ月程度
・飲食店の自粛
・観光業の自粛
・外出の自粛
・出勤の自粛、テレワークが常態化
つまり、人と人との対面でのやりとりができなくなった。感染を防ぐために。
やりずらさもあるが、一方で実は対面でなくともオンラインで十分なものが多くあることにも気づいた。
特に企業における打合せや会議、懇親会などがなくなったが、実はほとんどの人は困っていないのでないか。。これを生業にしていた人は「困った」のかもしれないが。
教育現場のことはわからないが、おそらくオンライン授業とかでフォローされているのだろう。
10年前にはネットワーク環境がぜい弱でオンラインは技術的にできなかった。技術革新によりオンラインはできるにようになっていて、4,5年ほど前からサービスもたくさん出てきていた。企業だとLYNCとか、学生だとスタディサプリとか。コロナ(これから,コロ助とよぶ)により、オンラインにせざるをえない政治的・社会的圧力により、オンラインが正式に社会権が与えられた。これからは、オンラインが当たり前の時代がくるのだろう
が、オフラインの魅力にも気づいたはず。
緊急事態宣言解除された世界は、オンラインとオフラインのバランスがオンラインよりになっているはず。オフラインで残るもの残すべきものは何なのか?とても関心深い。
オンライン時代により必要とされる能力は何なのかと考えると、一言でいうと以下に尽きる
・アウトプットする力
オフラインでなんとなく組織でアウトプットする「アナログ」なところが、日本企業の特色であり強みでもあり弱みとなる部分だったと思う。アウトプットが対面でのニュアンスで作成され評価されるアナログな時代から、個人でアウトプットしたものが評価される時代となる。オフラインでできなくなった途端、オンラインで個人がやらざるをえなくなったということだ。そうすると、組織の必要性が薄れてくる。「組織の市場化」が始めるだろう。アウトプット重視でデジタル化が進めば、もろもろの方か可視化され年功序列も必要なくなるだろう。
個人の時代がまさに始まったと思う。
いい言い方をすると、個人が正当に評価される時代
全員が市場での競争にさらされる時代となった。
のんびり過ごしているサラリーマン・OLにとっては恐ろしい時代だ。
アウトプットできる力をより磨きたい。
そして市場にない寡少性のあるスキルが絶対に必要だ。
提案書や資料作成などの非機能スキルはあるほうだと自負しているが、組織の壁がなくなる時代には、市場からの評価にさらさせると低い収入になってしまうだろう。
市場でも評価される機能的なスキルが重要になる
人口知能、ブロックチェーン、Pythonのエンジニアとしてのスキルをつけていき、次の時代に臨みたい。
この「スキル」も市場化された時代も遠くない未来にくるはず
そうすると、人間的な本質的なもの以外は残らない気がする。
哲学・数学・歴史観・人間観がなどの基礎学問が一番大事なのかもしれない